はじめに:私のオタク人生、ここにあり
こんにちは、Takkoです。今日はちょっといつもと違う、個人的な話をさせてください。
気づけば私、オタク歴もう10年以上。推しに捧げた時間、お金、情熱……数え切れないほどです。ライブのチケット代、グッズ代、遠征費。銀行口座の残高を見て青ざめたことも一度や二度じゃありません(笑)。
でもね、後悔はしていないんです。推しがいたから、今の私がいる。これは本当です。
今回は、私のオタク人生を振り返りながら、推し活で学んだこと、思い出に残っている瞬間、そしてこれからのことについて、本音で語ってみたいと思います。
推し活の始まり:「推し」との出会いが人生を変えた
最初の推しは、いつだって特別
私が初めて「推し」という存在に出会ったのは、中学生の頃でした。たまたまテレビで見たアイドルグループのパフォーマンスに心を奪われて、気づいたらYouTubeで関連動画を漁りまくっていました。
当時は「オタク」という言葉に少しネガティブなイメージがあって、周りには内緒で推し活していたんですよね。今思えば、なんで隠してたんだろうって思いますが(笑)。
推しのパフォーマンスを見るだけで元気が出る。辛いことがあっても、推しの笑顔を見れば頑張れる。
これって、すごい力だと思いませんか?推しは私にとって、人生のエネルギー源でした。
初めての現場は今でも忘れられない
初めてライブに参戦したときのことは、今でも鮮明に覚えています。チケットが当たったときの興奮、当日のドキドキ、会場に入ったときの高揚感。
そして、推しが目の前に現れた瞬間——。
「ああ、推しは実在するんだ」って、変な感動がこみ上げてきました(笑)。画面越しじゃなくて、生で見る推しのパフォーマンスは圧巻で、涙が止まりませんでした。
あの日から、私の推し活はさらに加速していきました。
推し活の絶頂期:青春のすべてを捧げた日々
グッズ収集という名の沼
推し活をしていると避けて通れないのが、グッズ収集ですよね。
最初は「ペンライトだけ買おう」とか「公式グッズだけにしよう」って決めてたのに、気づいたら部屋が推しグッズで埋め尽くされていました。
- 限定版CD・DVD
- 生写真・トレカ・チェキ
- ペンライト(色違いで複数本)
- アクリルスタンド・キーホルダー
- うちわ・タオル・Tシャツ
- 雑誌の切り抜き(ファイル数冊分)
今振り返ると、「これ、全部必要だったのかな?」って思うものもあります(笑)。でも当時は、推しに関するものすべてが宝物だったんですよね。
ただ、ここで一つ言わせてください。転売ヤーから買うのだけは絶対NGです。推しを食い物にする転売ヤーには、本当に腹が立ちます。どれだけファンが困ってると思ってるんだ、と。公式から買う、これが推しへのリスペクトです。
遠征は冒険だった
推しのライブやイベントのために、全国各地に遠征したのも、今では懐かしい思い出です。
大阪、名古屋、福岡、仙台……。新幹線代やホテル代を工面するのは大変でしたが、推しに会えるなら、どこへでも行く。そんな気持ちでした。
遠征先で同じ推しを応援する仲間と出会って、ご飯を食べたり、グッズ交換したり。推し活を通じてできた友達は、今でも大切な存在です。
推し活手帳で思い出を記録
私は推し活の思い出を残すために、「推し活手帳」をつけていました。
参戦したライブの日付、会場、セットリスト、その日の感想。チケットの半券を貼ったり、推しの写真を切り抜いてデコレーションしたり。
この手帳を見返すと、「あの日、こんなに楽しかったんだ」って、当時の気持ちが蘇ってきます。推し活手帳、本当におすすめです。
推し活で学んだこと:オタク人生が教えてくれたもの
1. 目標に向かって努力する力
推し活って、意外とお金がかかりますよね(笑)。ライブのチケット代、グッズ代、遠征費……。
でも、推しのためなら頑張れるんです。バイトを増やしたり、節約したり。推しに会うという目標があるから、努力できました。
これって、社会に出てからも役立つスキルだと思います。目標を立てて、計画的に行動する。推し活で培った力です。
2. 人とのつながりの大切さ
推し活を通じて、たくさんの仲間と出会いました。同じ推しを応援する仲間、違うグループを推しているけど話が合う友達。
SNSで繋がったり、オフ会で実際に会ったり。推しという共通点があるだけで、こんなにも仲良くなれるんだって驚きました。
推し活コミュニティは、私にとって大切な居場所でした。
3. 自分を大切にすることの重要性
ただ、推し活に没頭しすぎて、自分を見失いかけた時期もありました。
推しのためなら何でもする、推しのためならお金をいくらでも使う——。そんな風に考えていた時期がありました。
でも、ある時気づいたんです。「推しは、私が無理をして応援することを望んでいるのだろうか?」って。
推しは、ファンが幸せであることを願っている。だから、自分を犠牲にしてまで応援するのは違うんだな、と。
自分の生活を大切にしながら、無理のない範囲で推し活を楽しむ。これが、長く推し活を続ける秘訣だと学びました。
時には感じる虚しさと、推し活との向き合い方
「推しは私のことを知らない」という現実
推し活をしていると、ふとした瞬間に虚しさを感じることがあります。
「私はこんなに推しのことを考えているのに、推しは私のことを知らない」
これって、推しを応援するすべての人が一度は感じることだと思います。
でも、それでいいんです。推しを応援することで、私自身が幸せになれるなら、それで十分。推しに認識されることが目的じゃなくて、推しを応援すること自体が喜びなんです。
推し活を「卒業」する選択もある
ライフステージが変わって、推し活に使える時間やお金が減ることもあります。就職、結婚、子育て……。
推し活を続けるのが難しくなったとき、「卒業」という選択をする人もいます。それは決して悪いことじゃありません。
推し活は、自分の人生を豊かにするためのもの。無理して続ける必要はないんです。
もし推し活を卒業するときが来たら、これまでの思い出に感謝して、次のステップに進めばいい。推しとの思い出は、ずっと心の中に残り続けます。
これからの推し活:オタク人生はまだまだ続く
推しが変わってもいい、推し活のスタイルが変わってもいい
私自身、これまでに何度か推しが変わりました。「推し変」って言葉、あまり好きじゃないんですけどね(笑)。
でも、人の気持ちは変わるものです。新しい推しに出会って、心が動くことだってあります。それは自然なことだし、罪悪感を感じる必要はないと思います。
また、推し活のスタイルも変わっていいんです。昔は毎回ライブに参戦していたけど、今は配信で楽しむようになった、とか。グッズ収集をやめて、推しの音楽を聴くだけにした、とか。
自分に合った推し活のスタイルを見つけることが大切です。
推し活は人生を豊かにする
オタク人生を振り返って思うのは、推し活は私の人生を間違いなく豊かにしてくれたということです。
推しから勇気をもらい、推し活を通じて仲間と出会い、自分自身についても学ぶことができました。
これからも、自分のペースで推し活を楽しんでいきたいと思います。
まとめ:あなたのオタク人生も、きっと素晴らしい
ここまで、私のオタク人生を振り返ってきました。
推し活には、楽しいこともあれば、辛いこともあります。お金の心配、時間のやりくり、周りの理解が得られないこと……。
でも、推しがいる人生は、絶対に楽しい。
あなたのオタク人生も、きっと素晴らしいものです。これまでの思い出を大切にしながら、これからも自分らしく推し活を楽しんでください。
推しに愛を、そして自分自身にも愛を。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!Takkoでした。