「推しのおかげで、今日も生きていける」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
私はあります。いや、何度も何度もあります。
辛いことがあった時、心が折れそうになった時、明日なんて来なければいいのにと思った時。そんな真っ暗な世界で、推しだけが光になってくれた。推しの笑顔を見たい、推しの新しい作品を見たい、推しの成長を見届けたい――その想いが、私を明日へと繋いでくれた。
この記事では、「推し活で救われた」という実体験を元に、推し活がもたらしてくれる心の救済について、Takkoが全力で語ります。
推し活が「心の救い」になる、科学的な理由
「推し活で救われるなんて大袈裟じゃない?」って思う人もいるかもしれません。でも実は、推し活が心に良い影響を与えることは、科学的にも証明されているんです。
承認欲求が満たされる
精神科医の専門家によると、推し活がもたらす最大のメリットは「心の平穏」。人間は本来、人とのつながりや「認められたい」という承認欲求を持つ生き物です。
推し活では、同じ推しを応援するファン同士で交流したり、自分の推しへの愛を発信することで、承認欲求が満たされます。「いいね」をもらったり、「わかる!」と共感してもらえたり。そういった小さな繋がりが、孤独な心を癒してくれるんです。
ドーパミンが分泌される
推しを見ている時、推しのグッズを手に入れた時、推しのライブに参戦した時――あの何とも言えない多幸感。あれは脳内でドーパミンという幸せホルモンが分泌されている証拠なんです。
推し活には「敗者がいない」というのも大きなポイント。恋愛や仕事のように誰かと競争したり、誰かに負けたりする必要がない。ただ純粋に、推しを応援して、推しの幸せを願って、自分も幸せになれる。こんなに平和で�尊い世界、他にありますか?
私が推し活で救われた瞬間
ここからは、Takkoの実体験も交えて語らせてください。
仕事で大失敗した日、推しが救ってくれた
数年前、仕事で大きなミスをして、上司に怒られまくった日がありました。もう会社に行きたくない、全部投げ出したい、そんな気持ちで帰宅した夜。
スマホを開いたら、推しの新しいMVが公開されていたんです。
それを見た瞬間、涙が止まらなくなりました。推しの一生懸命なパフォーマンス、真剣な眼差し、そして何より「頑張ってる推しを見届けたい」という想いが、私に「明日も生きよう」って思わせてくれたんです。
推しは私の失敗も知らないし、私の存在すら知らない。でも、推しが頑張っている姿を見るだけで、「私も頑張らなきゃ」って思えた。それが推しの力でした。
孤独な日々に、推し活仲間ができた
転職して新しい環境に馴染めず、友達もいない、話し相手もいない――そんな孤独な時期がありました。
でも、推し活を通じてSNSで繋がった仲間たちが、私の心を救ってくれました。「今日の推し、最高だったね」「このグッズ可愛すぎる」「次のライブ、一緒に参戦しよう」――そんな他愛もない会話が、どれだけ私を救ってくれたか。
推しという共通点があるだけで、こんなに人と繋がれるんだと実感しました。
みんなの「推し活で救われた話」
私だけじゃありません。多くの人が、推し活に救われています。
「悲しいことがあった時、推しの言葉に救われた。生きていたらいいことがあると思わせてくれた」(女性30代)
「どうしても欲しかった物が奇跡的に良い状態の定価で手に入って1週間泣きました。嬉しくて」(女性30代)
「体と心がだいぶ終わっていた時期に、ソシャゲで出会った仲間や推し達に救われたのは紛れもない事実。今この瞬間生きていられるのは、あの時支えてくれた人達がいたから」(ソシャゲユーザー)
こういった体験談を見ると、推し活は決して「ただの趣味」じゃないんだと改めて感じます。推し活は、人生を支える大切な支柱なんです。
でも、推し活には「闇」もあることを忘れないで
ここまで推し活の素晴らしさを語ってきましたが、Takkoは愛ゆえに毒も吐きます。
推し活には、依存や散財のリスクもあるんです。
推し活での借金・散財に注意
実際に、推し活がきっかけでカードローンを複数利用したり、借金地獄に陥ってしまった人もいます。限定グッズ、イベント参加、遠征費用――推し活にはお金がかかります。
「推しのためなら」と無理をして、気づいたら返済が追いつかない…なんてことになったら、それはもう推し活じゃなくて「推し活依存」です。
推しは、あなたが苦しむことを望んでいません。推しが一番望んでいるのは、ファンが健康で幸せでいることです。だから、自分の生活を壊してまで推し活をするのは、絶対にやめてください。
「推し疲れ」を感じたら休んでいい
推し活経験者の約7割が「推し疲れ」を経験しているというデータもあります。
「推しの全てのコンテンツを追わなきゃ」「グッズを全部揃えなきゃ」「毎回現場に行かなきゃ」――そんな義務感に駆られて、疲れてしまうこともあります。
でも、推し活は義務じゃありません。あなたが楽しめる範囲で、あなたのペースで推し活をすればいいんです。疲れたら休む。それも立派な推し活の一部です。
推し活で救われるために、大切にしたいこと
1. 自分のペースを守る
他のファンと比べて焦る必要はありません。「あの人はライブ全通してる」「あの人はグッズをコンプしてる」――そんなの関係ない。あなたはあなたの推し方でいいんです。
2. 経済的に無理をしない
推し活は、生活の余裕の範囲でするもの。借金してまで推し活をするのは、推しも悲しみます。予算を決めて、その中で楽しむことが大切です。
3. 推し活仲間を大切にする
推し活で出会った仲間は、かけがえのない存在です。お互いを尊重し合い、支え合える関係を築いていきましょう。
4. 「推しが救ってくれた」を忘れない
辛い時に推しが救ってくれたこと、推し活が希望をくれたこと――その気持ちを忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けることが大切です。
まとめ:推し活は、人生を照らす光
推し活で救われた――それは決して大袈裟な話じゃありません。
推しの存在が、明日を生きる理由になる。推しの笑顔が、心を癒してくれる。推し活仲間が、孤独を埋めてくれる。推し活は、人生を照らす光なんです。
でも同時に、推し活に依存しすぎたり、無理をしすぎたりしないことも大切。推しが一番望んでいるのは、あなたが幸せでいることです。
だから、自分のペースで、無理のない範囲で、推し活を楽しんでください。
そして、今日も推しに感謝を。
推しがいてくれて、本当にありがとう。
――Takko