「同担の子と仲良くなりたいけど、ライバル視されそうで怖い…」「他担の友達って作った方がいいの?」推し活をしていると、必ず直面するのが同担や他担との関係性。今日は、実際の交流エピソードを通して、推し活仲間との素敵な出会いや、時には悩ましい瞬間まで、リアルな推し活友達事情をお届けします!
同担・他担って何?今さら聞けない推し活用語
推し活を始めたばかりの人のために、まずは基本用語をおさらいしておきましょう。
同担(どうたん)とは
同担とは、自分と同じ推しを応援している人のこと。例えば、あなたがAグループのB君を推しているなら、同じくB君を推している人は「同担」になります。
同担には大きく分けて以下のようなタイプがあります:
- 同担歓迎:同じ推しを応援する仲間として積極的に交流したいタイプ
- 条件付き同担歓迎:マナーやモラルなど、一定の条件をクリアしていれば交流OKなタイプ
- 同担拒否:同担との交流を避けたいタイプ
他担(たたん)とは
他担とは、自分とは違うメンバーを推している人のこと。同じグループの別メンバーを推している人も、まったく違うグループを推している人も、自分の推し以外を応援している人はすべて「他担」です。
他担との交流は比較的気楽で、グッズ交換がしやすいというメリットがあります。
【同担編】心温まる交流エピソード
まずは同担との素敵な出会いや交流エピソードから見ていきましょう。
推しの良さを分かち合える最高の仲間
同担との交流の最大の魅力は、なんといっても「推しの良さを100%共有できる」こと。他担の友達に推しの話をしても、どうしても温度差が出てしまうもの。でも同担なら違います。
「ライブで推しが手を振ってくれた瞬間を、隣にいた同担の子と一緒に泣きながら喜び合えた。あの感動を共有できる人がいるって、本当に幸せだと思った」(26歳・会社員)
推しの些細な表情の変化、新しい髪型、ちょっとした仕草まで、すべてに共感してもらえる。この感覚は同担にしか味わえない特別なものです。
情報交換で推し活が効率化
同担同士で繋がると、グッズ情報やライブのセトリ、チケット取得のコツなど、推し活に役立つ情報をリアルタイムで交換できます。
「地方住みで情報が遅れがちだったけど、都内在住の同担の友達ができてから、限定グッズの販売情報をすぐに教えてもらえるようになった。おかげで推しの缶バッジコンプリートできた!」(22歳・大学生)
特にグッズのトレード情報や、レアグッズの入手ルートなど、同担ネットワークがあると推し活の質が格段に上がります。
一緒に参戦できる心強さ
ライブやイベントに一緒に参戦できる同担がいると、推し活がさらに楽しくなります。
「初めてのドーム公演で緊張してたけど、SNSで知り合った同担の子と一緒に参戦できた。開演前から推しトークで盛り上がって、終演後も余韻を共有できて、最高の思い出になった」(29歳・看護師)
遠征の際も、同担と一緒なら宿泊費や交通費をシェアできるし、グッズ列の確保も協力できる。推し活の心強い味方です。
【同担編】正直、モヤっとしたエピソードも…
でも、同担との関係は良いことばかりじゃないのも事実。ここではリアルな「困った」エピソードもシェアします。
ファンサの差に嫉妬してしまう
これ、同担あるあるですよね…。推しへの愛が深いからこそ、他の人へのファンサを見ると複雑な気持ちになってしまう。
「ライブで隣の同担の子が推しから手を振ってもらえて、正直めちゃくちゃ嫉妬した。その子が悪いわけじゃないのに、モヤモヤが止まらなくて…自分の器の小ささに落ち込んだ」(24歳・事務職)
この感情、決して悪いことじゃないです。推しを愛してるからこその気持ち。ただ、その感情を同担にぶつけるのはNG。心の中で消化するか、別の他担の友達に愚痴を聞いてもらいましょう。
グッズの奪い合いになる現実
痛バ作りやグッズコレクションをしていると、どうしても同担とはグッズが被ってしまう。特に人気グッズは争奪戦に…。
「フリマアプリで推しの激レア缶バッジを見つけたんだけど、同担の友達も同じものを狙ってて…結局友達が先に買ってしまって、正直かなりショックだった。その後、関係がギクシャクしてしまった」(20歳・大学生)
グッズ集めを本気でやってる人ほど、同担とはライバル関係になりがち。これが「同担拒否」になる大きな理由の一つです。グッズ収集を優先するなら、あえて他担との交流をメインにするという選択肢もアリです。
「私の方が愛してる」マウンティング
これは本当に勘弁してほしい…推しへの愛に優劣なんてないのに、なぜか「私の方がファン歴長い」「私の方がお金使ってる」とマウントを取ってくる同担、いますよね。
「『え、まだその程度しかグッズ持ってないの?』って同担に言われて、一気に冷めた。推し活って自分のペースで楽しむものなのに、なんで競争になるの?」(27歳・販売職)
はっきり言います。推しへの愛をマウンティングの道具にする人、最低です。推しが見たら絶対悲しむ。推しはファン同士が争うことなんて望んでない。こういう人とは距離を置きましょう。推し活は自由で楽しいものであるべき。
【他担編】心温まる交流エピソード
続いて、他担との素敵な交流エピソードをご紹介します。
グッズ交換がスムーズ!
他担との交流の最大のメリットは、なんといってもグッズ交換がしやすいこと。推しが被らないので、お互いにWin-Winの関係を築けます。
「ランダムグッズのトレードで、他担の友達と定期的に交換会してる。お互いに欲しいものが違うから、トレードが本当にスムーズ。おかげで推しの缶バッジコンプ率が格段に上がった!」(23歳・大学生)
特にランダムグッズが多い最近の推し活では、他担とのトレードネットワークは必須。複数の他担と繋がっておくと、グッズ集めが本当に楽になります。
客観的なアドバイスがもらえる
推しのことになると、どうしても感情的になってしまいがち。でも他担の友達なら、冷静で客観的な意見をくれます。
「推しの新曲の評価が低くて落ち込んでたとき、他担の友達が『いや、あの曲めっちゃいいよ。B君の表現力が光ってる』って言ってくれて救われた。推しのことを客観的に褒めてもらえるって、すごく嬉しい」(28歳・会社員)
推しに盲目になりすぎず、良い部分も課題も冷静に見られる。他担だからこその視点って、実はとても貴重なんです。
グループ全体で盛り上がれる
同じグループの他担なら、ライブやリリースイベントで一緒に盛り上がれます。
「推しは違うけど、同じグループを応援してる友達とライブに参戦。全員のパフォーマンスを一緒に楽しめて、『やっぱこのグループ最高だね!』って感動を共有できた。推し以外のメンバーの良さも再発見できた」(25歳・事務職)
他担との交流は、グループ全体を好きになるきっかけにもなります。推しだけじゃなく、グループ全体の魅力に気づけるのは、推し活の幅を広げてくれます。
【他担編】ちょっと困ったエピソード
他担との関係にも、実は困ることがあります。
推しの良さが100%伝わらない
これは仕方ないことだけど、やっぱり推しトークの温度差は感じます。
「推しの新しい髪型がめちゃくちゃ可愛くて興奮して他担の友達に話したけど、反応が薄くて…悪気はないのわかってるけど、ちょっと寂しかった」(21歳・大学生)
推しへの深い愛を語りたいときは、やっぱり同担が必要。他担との会話では、グループ全体の話題やグッズ交換に留めておくのが無難かもしれません。
「推し変」を勧められる
これ、本当に困るやつ…。他担の友達が善意で「うちの推しも見てみて!」って勧めてくるパターン。
「他担の友達が何度も『C君も絶対好きになるよ!』って推してきて、正直しんどい。私の推しはB君だけ。他のメンバーも素敵だけど、推し変する気はないって何度言えば…」(26歳・営業職)
推しは推し。他のメンバーを否定するわけじゃないけど、推し変を勧めるのはお節介です。それぞれの推しへの愛を尊重し合うのが、健全な推し活コミュニティのはず。境界線を越えてくる人には、はっきり「私はB君一筋です」と伝えましょう。
同担・他担と上手に付き合うための5つのコツ
ここまでのエピソードを踏まえて、同担・他担と良好な関係を築くためのポイントをまとめます。
1. 自分のスタンスを明確にする
SNSのプロフィールに「同担歓迎」「同担拒否」「条件付き同担歓迎」など、自分のスタンスを明記しておきましょう。これだけで不要なトラブルの多くは避けられます。
2. 相手のスタンスも尊重する
「同担拒否」の人を無理に仲良くしようとしないこと。それぞれの推し活スタイルがあって当然です。自分と違うスタイルの人を否定するのはNG。
3. 嫉妬心は心の中で処理する
ファンサの差に嫉妬するのは自然な感情。でも、それを同担にぶつけるのは絶対ダメ。他担の友達に愚痴を聞いてもらうか、日記に書くなどして消化しましょう。
4. グッズ交換はルールを決めておく
同担とグッズ交換をする場合は、事前にルールを明確に。「先に見つけた方が優先」「お互いに欲しいものをリスト化」など、後々揉めないようにしておくことが大切です。
5. 推しへの愛にマウントを取らない
これは基本中の基本。ファン歴、グッズの量、参戦回数…どれも推しへの愛の証明にはなりません。推し活は競争じゃなく、個人の楽しみ。自分のペースで楽しむことが一番大切です。
推し活仲間を探せるおすすめの場所
「同担や他担の友達が欲しい!」という人のために、推し活仲間を見つけやすい場所をご紹介します。
SNS(X(旧Twitter)、Instagram)
定番中の定番。ハッシュタグで「#〇〇好きさんと繋がりたい」「#〇〇担と繋がりたい」などを使えば、同じ推しを応援する仲間と出会えます。プロフィールに推しの名前と「同担歓迎」「他担歓迎」を書いておくとスムーズです。
推し活マッチングアプリ
「Fanly」などの推し活専用マッチングアプリも人気。推しや好きな作品を登録できるので、共通の趣味を持つオタク同士が繋がりやすいです。「同担拒否」「他担歓迎」など条件設定もできるので、トラブルも少なくなります。
ライブ・イベント会場
リアルな出会いならやっぱり現場。グッズ列や開演待ちの時間に隣の人と話すだけで、意気投合することも。「グッズ交換しませんか?」と声をかければ、自然と会話が始まります。
オンライン掲示板・コミュニティ
推し活に特化した掲示板やDiscordサーバーなども、仲間探しに最適。匿名性が高いので、まずは気軽に交流したい人におすすめです。
まとめ:推し活は自分らしく、楽しく!
同担・他担との交流には、素敵なエピソードもあれば、正直困ることもあります。でも大切なのは、自分が心地よく推し活できること。
同担歓迎でも、同担拒否でも、どちらが正しいということはありません。あなたの推し活スタイルに合った人間関係を築いていけばいいんです。
推しへの愛は人それぞれ。その愛を誰かと競う必要なんてない。推しが一番喜ぶのは、ファンが幸せに、楽しく応援している姿のはず。
同担とも他担とも、お互いの推しへの愛を尊重し合いながら、楽しい推し活ライフを送りましょう!推しのために、そして自分のために。
推し活は自由で、楽しくて、愛に溢れているもの。誰かの価値観に振り回されず、あなたらしい推し活を見つけてくださいね。