2026年2月2日、ZEROBASEONE(ゼロベースワン)がスペシャルリミテッドアルバム「RE-FLOW」をリリースしました。Mnet「BOYS PLANET」から誕生した9人組グループの、活動延長後最後のカムバックとなるこのアルバム。本記事では、ZEROBASEONEが打ち立てた驚異的な売上記録を数字とデータで徹底分析します。
「RE-FLOW」リリース情報とチャート成績
アルバム基本情報
- アルバム名: RE-FLOW(リフロウ)
- 形態: スペシャルリミテッドアルバム
- リリース日: 2026年2月2日(韓国時間18:00)
- タイトル曲: 「LOVEPOCALYPSE」(ラブポカリプス)
- 収録曲: 「Running to Future」「I Want This」を含む計3曲
リリース直後のチャート成績
「RE-FLOW」は、リリースと同時に日中韓のチャートを席巻しました。
- 韓国Bugs: リアルタイムチャート 1位
- 韓国Melon HOT100: 6位
- 中国QQミュージック: デジタルアルバム日間チャート 1位
- 日本LINE MUSIC Top100: 4位
- 日本LINE MUSIC ニューソングTop100: 9位
注目すべきは、「RE-FLOW」が単なる新譜ではなく、活動延長後の最後のカムバックという位置づけだという点です。
契約延長の経緯と背景
契約の詳細
- 元々の契約満了日: 2025年12月31日(2年6ヶ月の期限付きプロジェクトグループ)
- 延長後: 2026年3月中旬まで(約2ヶ月半の延長)
- 発表日: 2025年12月1日
Wake One Entertainment(ウェイクワン)の発表によると、メンバー9人全員と事務所の間で協議を重ねた結果、契約延長に合意しました。
延長された活動内容
- スペシャルアルバム「RE-FLOW」リリース(2026年2月2日)
- ワールドツアーアンコール公演
- 横浜公演: 2026年2月18-19日
- ソウル公演: 2026年3月13-15日(KSPO DOME)
特筆すべきは、ソウル公演は先行予約の時点で全席完売したという事実です。3日間で約3万6000席が即完売。ファンの熱量の高さが数字に表れています。
プロジェクトグループの契約延長は異例
通常、サバイバル番組出身のプロジェクトグループは、契約期間満了と同時に解散するのが通例です。
- Wanna One: 1年6ヶ月で解散(2017-2018)
- I.O.I: 1年で解散(2016-2017)
- X1: 5ヶ月で活動停止(2019-2020)
ZEROBASEONEが契約延長を実現できた背景には、やはり「売上」という数字の力があります。
全アルバム売上を数字で徹底比較
アルバム別ハントチャート売上一覧
| アルバム | リリース | 初日 | 初週 | 累計 |
|---|---|---|---|---|
| YOUTH IN THE SHADE | 2023年7月 | 124万枚 | 183万枚 | 220万枚超 |
| MELTING POINT | 2023年11月 | 145万枚 | 213万枚 | 200万枚超 |
| You had me at HELLO | 2024年5月 | 100万枚超 | 182万枚 | – |
| CINEMA PARADISE | 2024年8月 | – | ミリオン達成 | – |
| BLUE PARADISE | 2025年2月 | ミリオン達成 | 125万枚 | – |
| NEVER SAY NEVER | 2025年9月 | 110万枚 | ミリオン達成 | – |
累計売上: 1030万枚超(2025年11月時点)
記録① デビューアルバムがK-POP史上最高記録
「YOUTH IN THE SHADE」の初日124万枚は、K-POPデビューアルバムの初日売上として史上最高記録でした。初週183万枚も、デビューアルバムとしては異例の数字です。
記録② デビュー年に2作連続ダブルミリオン
2ndミニアルバム「MELTING POINT」は、初週213万枚でダブルミリオンを達成。デビュー年に2作連続でダブルミリオンを達成したグループはK-POP史上初です。
通常、デビュー作はファンの期待感で売上が伸び、2作目以降は落ち着くパターンが多いのですが、ZEROBASEONEは2作目で初作を超えました。これは非常に珍しいケースです。
記録③ 6作連続ミリオンセラー
2025年9月の「NEVER SAY NEVER」で、デビューから6作連続でミリオンセラーを達成。これはK-POP史上初の記録です。しかも、初日売上でミリオンを達成したアルバムが3作連続。これも前人未到の記録となっています。
記録④ 2年で累計900万枚達成(史上最速)
ZEROBASEONEは、デビューから2年で累計900万枚を達成しました。これはK-POP史上最速の記録です。
なぜZEROBASEONEは売れたのか?要因分析
要因1: BOYS PLANETの視聴者規模
「BOYS PLANET」は、韓国・中国・日本・東南アジアなどグローバルで配信されたサバイバル番組です。投票総数は累計2億票超を記録し、グローバルで巨大なファンベースが形成されていました。
要因2: 9人の国籍バランス
メンバー構成は、韓国人6人、中国人2人、カナダ出身韓国系1人。特に中国人メンバーのジャン・ハオとリッキーの人気が高く、中国市場での売上が全体の約30-40%を占めると推定されています。今回の「RE-FLOW」でも、中国QQミュージックで即日1位を獲得したのは、この中国ファンダムの強さが表れています。
要因3: Wake Oneの戦略
Wake OneはCJ ENM傘下で、Mnetとの連携が強みです。
- 音楽番組露出: M COUNTDOWNでの優遇
- コンテンツ展開: YouTubeリアリティ、ファンミーティング
- グッズ戦略: 多形態アルバム、ファンサイン会商法
特にアルバムの形態数が多く、「YOUTH IN THE SHADE」は6形態、「MELTING POINT」も6形態でリリース。複数購入を促す戦略が売上に寄与しています。
要因4: 楽曲のクオリティ
数字だけでなく、楽曲の評価も高いです。デビュー曲「In Bloom」、「CRUSH」、「FEEL THE POP」など、K-POPのトレンドを押さえつつオリジナリティのある楽曲を展開。音楽的な評価も、売上継続の一因と言えます。
「RE-FLOW」の意味と今後の展望
アルバム名「RE-FLOW」の意味
「RE-FLOW」は、「RE」(再び)+「FLOW」(流れ)で、ZEROBASEONEとしての歩みを振り返り、未来へつなげるというコンセプトです。先行シングル「Running to Future」のタイトルも、解散後の各メンバーの未来を応援するメッセージが込められています。
今後のスケジュール
- 2026年2月18-19日: 横浜アンコール公演
- 2026年3月13-15日: ソウルアンコール公演
- 2026年3月中旬: 活動終了
解散後の各メンバー
9人のメンバーは、それぞれ元の事務所に戻るか、新たな道を歩むことになります。
- ソンハンビン、ジャン・ハオ、キム・テレ、パク・ゴヌク: Wake One残留の可能性
- リッキー: 中国活動の可能性
- 他メンバー: 各原籍事務所での活動再開
K-POP業界への影響
ZEROBASEONEの成功は、「プロジェクトグループでもここまで売れる」という前例を作りました。今後、同様のサバイバル番組グループへの投資や、契約延長の交渉が増える可能性があります。
まとめ
ZEROBASEONEは、デビューから2年半で以下の記録を達成しました。
- 累計アルバム売上: 1030万枚超
- 6作連続ミリオンセラー: K-POP史上初
- デビュー年2作連続ダブルミリオン: K-POP史上初
- 2年で累計900万枚達成: K-POP史上最速
「RE-FLOW」は、これらの記録を打ち立てたグループの集大成となるアルバムです。プロジェクトグループの可能性を示したZEROBASEONEの軌跡は、K-POP史に残る偉業と言えるでしょう。