NewJeansファンがMrBeastに「救って」懇願!K-POPファンダム文化の暴走か徹底分析

2026年1月、K-POP界に衝撃的なニュースが飛び込んできました。NewJeansのファンたちが、世界一のYouTuberであるMrBeast(ミスタービースト)に対して「NewJeansを救ってほしい」「HYBEを買収してほしい」と大量のコメントを送り続けるという事態が発生したのです。

そして驚くべきことに、MrBeast本人が「What do I need to do?(何をしたらいい?)」と反応。この一言が世界中で話題となりました。

この記事では、なぜファンがここまで追い詰められたのか、そしてこの行動がK-POP業界にどのような影響を与えるのかを徹底分析していきます。

何が起きたのか?事件の概要

2026年1月に入り、NewJeansのファンたちが組織的にMrBeastのSNS、特にTikTokやInstagramのコメント欄に大量のメッセージを投稿し始めました。

コメントの内容は主に以下の3つでした:

  • 「ダニエルを助けてほしい」
  • 「NewJeansを救ってほしい」
  • 「HYBEを買収してほしい」

ハッシュタグ「#mrbeastsavenewjeans」も作られ、過去1週間で数万件のコメントが投稿されました。ファンたちは同時に、韓国の文化体育観光部にも何千通もの「抗議ファックス」を送ったことでも注目を集めています。

そして1月6日、MrBeast本人がこれに反応。「What do I need to do?(私は何をしたらいいの?)」と短いコメントを残しました。この返信は即座にバイラルとなり、世界中のメディアで取り上げられることになりました。

MrBeastは配信者のJasonTheWeenとの配信で「私が把握したところでは、彼女は3000万ドル(約43億円)の訴訟を受けていて、ファンは私にグループを買ってほしいと思っているようだ」と状況を説明しています。

背景:なぜファンはここまで追い詰められたのか

この異例の行動を理解するためには、NewJeansをめぐる一連の騒動を振り返る必要があります。

ミン・ヒジン氏の退任とNewJeansの契約解除宣言

2024年8月、NewJeansのプロデューサーとして知られるミン・ヒジン氏がADOR代表を退任しました。その後、NewJeansとADOR(およびその親会社HYBE)との間で対立が深まっていきます。

2024年11月には、NewJeansの5人のメンバーが緊急会見を開き、ADORとの専属契約解除を宣言するという異例の事態に発展。K-POP業界に大きな衝撃を与えました。

裁判所の判決とメンバーの分裂

しかし2025年3月、韓国の裁判所はADOR側の主張を認める判決を下しました。これにより、NewJeansは2029年まで契約を履行しなければならないという結論に至りました。

判決後、メンバーたちの対応は分かれました:

  • ヘリン(HYERIN)とヘイン(HAEIN):先にADORへの復帰を表明
  • ハニ(HANNI):「真摯な対話の末、裁判所の判決を尊重し、ADORと共に活動していくことを決定した」と復帰を発表
  • ミンジ(MINJI):「ADORと対話を行っており、相互理解を深めるための議論を継続的に続けている」と協議中
  • ダニエル(Danielle):態度を明確にしないまま時間が経過

ダニエルの契約解除通告

そして2025年12月29日、ADORはダニエルに対して専属契約の解除を通告しました。ADORは契約解除の理由について「専属契約に抵触する契約を締結したり、単独で芸能活動を行ったり、当社およびNewJeansの名誉や信用を毀損するなど、専属契約を違反する行為が発生し、是正を要求したが期限内に是正が行われなかったため」と説明しています。

さらにADORは、ダニエル本人、その家族1名、そしてミン・ヒジン氏に対して約431億ウォン(約43億円)の損害賠償訴訟を提起しました。

これにより、ファンが願っていた「5人完全体での活動再開」は絶望的になったのです。

MrBeastに頼った理由

では、なぜファンたちはMrBeastに助けを求めたのでしょうか。

MrBeastは世界一のYouTubeチャンネル登録者数を誇るクリエイターで、約26億ドル(約4000億円)の資産を持つとされています。ファンたちは、その圧倒的な資金力に期待したのです。

法的な争いの中で、ファンたちにできることは限られています。抗議ファックスを政府機関に送ったり、SNSで声を上げたりしてきましたが、状況は改善しませんでした。その「無力感」から、資金力を持つ有名人に頼るという選択肢が生まれたと言えます。

韓国ネットユーザーの反応

一方で、韓国のネットユーザーからは厳しい声が上がっています。

allkpopの報道によると、主な反応は以下のようなものでした:

  • 「すごく恥ずかしい」
  • 「二次的な羞恥心がひどい」
  • 「なぜ西洋のYouTuberをK-POPの複雑な法的紛争に巻き込むのか」
  • 「ファンが十分な資金を集められるなら、なぜ富豪に頼むのか」
  • 「HYBE買収ではなく契約解除費用の支援を求めるべき」
  • 「MrBeastは嫌がったから応答したのでは」

特に「二次的な羞恥心がひどい」という表現が印象的です。国際的に見て、この行動がK-POPファンのイメージにどう影響するかを懸念する声もあります。

この行動の問題点

客観的に分析すると、この要求にはいくつかの問題点があります。

1. HYBE買収は現実的ではない

HYBEの時価総額は約5兆ウォン(約5000億円)に上ります。MrBeastの資産約26億ドル(約4000億円)でも、単独での買収は現実的ではありません。

2. 買収しても問題は解決しない

仮に買収できたとしても、既に進行中の法的紛争が自動的に解決するわけではありません。契約問題や損害賠償訴訟は、所有権とは別の問題です。

3. 要求が不明確

「救ってほしい」「買収してほしい」という要求は抽象的で、具体的に何をしてほしいのかが不明確です。「ダニエルの訴訟費用を支援してほしい」といった具体的な要求であれば、まだ現実味があったかもしれません。

K-POPファンダムの国際化と新たな課題

この事件は、K-POPファンダムが国際化する中で生まれた新しい課題を浮き彫りにしています。

言語や文化の壁を越えて、グローバルに連帯できるのがK-POPファンの強みです。世界中のファンがSNSで連携し、チャート順位を押し上げたり、プロモーションを支援したりする力は、K-POP産業の成長を支えてきました。

しかし同時に、その行動が国際的にどう見られるかという視点も必要になってきています。今回のMrBeastへの懇願は、K-POPファンダム全体のイメージにどのような影響を与えるでしょうか。

また、法的・ビジネス的な問題に対して、ファンができることには限界があるという現実も突きつけられています。感情的な行動ではなく、より戦略的で効果的なアプローチが求められる場面もあるのです。

今後の展望

ダニエルの訴訟について

ADORが提起した431億ウォンの損害賠償訴訟は、今後数ヶ月から数年かかる可能性があります。ダニエル側がどのような法的対応を取るかが注目されます。

NewJeansの活動について

残りの4人(ミンジ、ハニ、ヘリン、ヘイン)がADORのもとで活動を再開するのか、それとも別の展開があるのか。特にミンジとの協議がどう進むかがカギになります。

ただし、ダニエルが抜けた4人体制での活動が、ファンやメンバー自身にとって望ましいものかどうかは別問題です。ミン・ヒジン氏が「NewJeansは5人でこそ存在する」と述べていたように、5人の組み合わせには特別な意味があったのです。

ファンダムへの影響

今回の「MrBeast懇願」騒動は、ファンの間でも賛否が分かれています。「切迫した思いの表れ」と理解を示す声がある一方で、「恥ずかしい」「逆効果」という批判もあります。

今後、ファンダム内でより効果的な支援方法についての議論が活発化する可能性があります。

業界全体への示唆

この事件は、アーティストと事務所の契約問題が、いかにファンを巻き込む形でエスカレートするかを示しています。

K-POP産業が成長を続ける中で、アーティストの権利保護、事務所との適切な契約関係、そして問題が発生した際の解決メカニズムなど、業界全体の仕組みづくりが求められるかもしれません。

まとめ

NewJeansファンがMrBeastに「救って」と懇願した事件は、K-POPファンダム文化の光と影を象徴する出来事と言えます。

  • 背景には、ダニエルの契約解除と「5人完全体」への願いが絶たれた切迫感がある
  • MrBeastが「何をしたらいい?」と反応したことで、世界的な話題に
  • 韓国ネットユーザーからは「恥ずかしい」という批判も
  • ファンダム文化の国際化に伴う新しい課題が浮き彫りに

ファンの気持ちは理解できますが、法的・ビジネス的な問題に対しては、感情だけではなく戦略的なアプローチも必要です。今後、NewJeansがどのような形で活動を続けていくのか、引き続き注目していきたいと思います。

執筆:OshiLife編集部

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