2026年1月26日、韓国メディアJoynews24が報じたところによると、サバイバルオーディション番組「BOYS II PLANET」(ボーイズツープラネット)、通称ボイプラ2の人気参加者3名による「韓国派生グループ」が結成される見込みとのことです。
その3名とは、最終10位のチェ・リブ(최리브)、16位のカン・ウジン(강우진)、そして18位のチャン・ハヌム(장하늠)。この3人は、番組内のコンセプトバトルで同じチーム「Sugar HIGH」(シュガーハイ)として活動していたメンバーであり、すでにチームとしての相性が証明されています。
本記事では、このニュースの詳細と、CJ ENMとFNCエンターテインメントの新しい協業モデル、そして今後の展望について徹底分析していきます。
ニュースの概要:確定情報と運営体制
韓国の芸能メディアJoynews24の報道によると、以下の情報が明らかになっています。
参加が確定しているメンバー3名
- チェ・リブ(최리브)- 台湾出身、最終順位10位、FNCエンターテインメント所属
- カン・ウジン(강우진)- 最終順位16位、歌唱力に定評
- チャン・ハヌム(장하늠)- 最終順位18位、ES NATION所属、ソロデビュー経験者
運営体制
- プロデュース:CJ ENM
- マネジメント:FNCエンターテインメント(チェ・リブの所属事務所)
この報道に対して、FNCエンターテインメント側の関係者は「協議中だ」と短くコメントしており、正式発表ではないものの、かなり具体的な話が進んでいることがうかがえます。
ただし、最終的なメンバー構成、グループ名、デビュー時期はまだ確定していません。報道では5〜7人構成になる見込みとされており、残りのメンバーはダンススキルの高い者やラッパーが追加される可能性が高いと予想されています。
背景分析:なぜ「Sugar HIGH」チームなのか
コンセプトバトルでの実績
チェ・リブ、カン・ウジン、チャン・ハヌムの3人は、番組内のコンセプトバトルで同じチーム「Sugar HIGH」として活動していました。
Sugar HIGHは、爽やか・キュート系のコンセプトで、3人とも高いアイドル性と歌唱力を持っていました。番組を視聴していたファンの間では、この3人のケミストリーの良さが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
つまり、すでにチームとしての相性が証明されているメンバーで派生グループを作るという、非常に合理的な判断と言えます。
ボイプラシリーズの派生グループ戦略
CJ ENMは、オーディション番組の派生グループ戦略を積極的に展開しています。
前シリーズ「BOYS PLANET」からは、デビュー組のZEROBASEONE(ゼロベースワン)に加えて、以下の派生グループが誕生しました:
- ONE PACT(ワンパクト)
- EVNNE(イブン)
今回のボイプラ2でも、すでに複数の派生グループが動いています:
- ALPHA DRIVE ONE(ALD1):本家デビュー組、2026年1月12日デビュー
- MODYSSEY(モデッセイ):中国拠点の派生グループ、Stray Kidsの3RACHAがデビュー曲制作
- TUNNEX(チュネックス):IST Entertainment所属、2026年3月デビュー予定
そして今回、韓国・日本・東南アジア市場向けの派生グループが加わることになります。
業界分析:CJ ENM×FNC協業モデルの意味
従来のモデルとの違い
従来、CJ ENMのオーディション派生グループは、Wake OneやOFF THE RECORD、Pledis Entertainmentなど、HYBE系列やCJ系列の事務所がマネジメントを担当してきました。
しかし今回は、FNCエンターテインメントがマネジメントを担当します。これは、CJ ENMが外部事務所との協業モデルを拡大していることを示す重要な動きです。
CJ ENMの狙い
CJ ENMの狙いは明確です。それは「オーディション番組の収益最大化」です。
BOYS PLANETの成功により、デビュー組だけでなく、惜しくもデビューを逃した人気練習生にも大きなファンダムがついていることがわかりました。このファンダムを活かさない手はありません。
派生グループを複数展開することで:
- 番組への投資回収を最大化
- 異なる市場(中国、韓国・日本・東南アジア)に最適化したグループを展開
- ファンの「推し」が活動を続けられる場を提供し、番組ブランドの価値を維持
という戦略が見えてきます。
FNCエンターテインメントの狙い
FNC側にとっても、これは大きなチャンスです。
FNCは、FTISLAND(エフティーアイランド)、CNBLUE(シーエヌブルー)、SF9(エスエフナイン)、P1Harmony(ピーワンハーモニー)などを擁する中堅事務所です。近年、第4世代以降の競争激化により、新しいスター発掘に苦戦していました。
チェ・リブは、すでにボイプラ2で大きなファンダムを獲得しており、2025年12月3日にソロシングル「SWEET DREAM」でデビューも果たしています。このファンダムを核にしたグループを、自社でマネジメントできるのは非常に魅力的です。
また、CJ ENMのプロデュース力と、自社のマネジメント力を組み合わせることで、リスクを分散しながら新グループを育成できるというメリットがあります。
予想されるグループ構成
報道によると、グループは5〜7人構成になる見込みです。
現在確定している3人の特徴を見ると:
- チェ・リブ:ビジュアル、アイドル性
- カン・ウジン:ボーカル
- チャン・ハヌム:ボーカル
足りないのは、ダンス担当とラップ担当です。
残りの2〜4人は、ダンススキルの高いメンバーやラッパーが追加される可能性が高いと予想されます。また、日本・東南アジア市場を見据えて、日本人メンバーが加わる可能性も指摘されています。
成功要因とリスク要因
成功要因
- Sugar HIGHチームの既存ケミストリー
- チェ・リブの台湾・中華圏での人気
- CJ ENMのプロデュース力
- FNCの安定したマネジメント実績
リスク要因
- グループ名やコンセプトがまだ未定
- デビュー時期の遅れによるファンダム離れの可能性
- ALD1やMODYSSEYとの差別化
今後の展望・予測
デビュー時期の予想
ALD1が2026年1月にデビュー、MODYSSEYも活動を開始していることを考えると、この韓国派生グループのデビューは早くても2026年春〜夏頃と予想されます。
FNCエンターテインメントは「協議中」と回答しており、まだ正式契約が完了していない可能性もあります。正式発表は2026年2月〜3月頃になるのではないでしょうか。
活動地域の予想
報道によると、活動地域は主に韓国および日本・台湾・東南アジアと予想されています。
これは、中国拠点のMODYSSEYとの棲み分けを意識した戦略です。特にチェ・リブが台湾出身であることから、台湾・東南アジアの中華圏市場への展開が期待されます。
業界全体への影響
この協業モデルが成功すれば、他のオーディション番組でも同様の動きが加速する可能性があります。
大手事務所だけでなく、中堅事務所にもオーディション派生グループのマネジメントチャンスが広がることで、K-POP業界全体の活性化につながると言えます。
まとめ
今回のポイントをまとめると:
- ボイプラ2からチェ・リブ、カン・ウジン、チャン・ハヌムの3人による韓国派生グループが結成される見込み
- CJ ENMがプロデュース、FNCエンターテインメントがマネジメントという新しい協業モデル
- 5〜7人構成で、日本・台湾・東南アジア市場を狙う戦略
- デビュー時期は2026年春〜夏頃と予想
現時点では「協議中」であり正式発表ではありませんが、今後の公式発表に注目していきましょう。