同担・他担との交流、みんなはどうしてる?
推し活をしていると必ず出会う「同担」や「他担」との関係。同じ推しを応援する同担との交流は嬉しい反面、ちょっと複雑な気持ちになることもありますよね。一方で、違う推しを応援する他担との交流は気楽で楽しい、という声も多く聞かれます。
今回は、推し活を通じて同担や他担と実際に交流した経験談やエピソードを紹介します。心温まるストーリーから、ちょっとした驚きの出来事まで、リアルな推し活の現場の声をお届けします。
そもそも「同担」「他担」って何?基本をおさらい
同担(どうたん)とは
同担とは、自分と同じメンバーやキャラクターを推している人のこと。「担当が同じ」という意味から「同担」と呼ばれています。アイドルグループのファン活動でよく使われる言葉で、同じ推しを応援する仲間として情報交換やグッズ交換を楽しむファンも多い一方、「同担拒否」という言葉があるように、複雑な感情を抱く人もいます。
他担(たたん)とは
他担とは、自分とは違うメンバーやキャラクターを推している人のこと。同じグループやコンテンツのファンではあるものの、推しが異なるため、比較的気楽に交流できるという特徴があります。ライブ会場やイベントで他担と意気投合して友達になる、というケースは非常に多いです。
同担歓迎・同担拒否・条件付き同担歓迎
ファンの中には、自分のスタンスを明確にするために以下のような言葉をプロフィールに記載している人もいます。
- 同担歓迎:同じ推しのファンと積極的に交流したい
- 同担拒否:同じ推しのファンとは交流したくない
- 条件付き同担歓迎:一定の条件(マナーを守る、過度な嫉妬をしないなど)をクリアしていれば同担でも交流OK
どのスタンスも間違いではなく、それぞれの推し活スタイルとして尊重されるべきものです。
同担との心温まる交流エピソード
エピソード①:ライブ会場で意気投合!同担友達ができた
「初めてのライブ参戦で緊張していたとき、隣の席の方が同担だと分かって話しかけてくれました。推しの魅力について語り合ううちに意気投合して、ライブ後に連絡先を交換。今では一緒にライブ遠征する仲になりました!同じ推しの良さを共有できる友達ができて、推し活がもっと楽しくなりました」(25歳・会社員)
同担との交流で最も多いのが、ライブやイベント会場での出会い。同じ推しのグッズを持っていたり、同じうちわを振っていたりすることで自然と会話が生まれ、友達になるケースが多いようです。
エピソード②:グッズ交換で繋がった遠方の同担さん
「SNSで同担さんとグッズ交換をしたことがきっかけで交流が始まりました。住んでいる場所は遠いけれど、推しの新しい情報が出るたびにDMで盛り上がっています。先日初めて会えて、推しトークで何時間も話し込んでしまいました(笑)」(22歳・大学生)
SNS時代ならではの交流方法として、オンラインでの繋がりから始まる友情も増えています。グッズ交換やトレード、情報共有などを通じて信頼関係が築かれていくようです。
エピソード③:同担さんに推しの魅力を再発見させてもらった
「推し歴3年の私に対して、推し始めたばかりの同担さんが『○○くんのここが素敵ですよね!』と熱く語ってくれたんです。私が当たり前に思っていた推しの魅力を改めて言葉にされて、初心を思い出しました。新しい視点をもらえて感謝しています」(28歳・会社員)
同担との交流の素晴らしい点は、推しの魅力を多角的に共有できること。自分とは違う視点や感じ方を知ることで、推しのことをさらに深く知るきっかけになることもあります。
他担との楽しい交流エピソード
エピソード④:他担だからこそ気楽に話せる関係
「同じグループのファンだけど推しが違うので、嫉妬や比較の感情なく純粋に仲良くなれました。お互いの推しの魅力をプレゼンし合ったり、グループ全体の話題で盛り上がったり。他担の友達との時間は本当にストレスフリーです」(26歳・会社員)
他担との交流の最大のメリットは、嫉妬やライバル意識を感じにくい点。推しが違うからこそ、フラットな関係で楽しめるという声は非常に多く聞かれます。
エピソード⑤:他担友達に新しい推しを布教された!
「他担の友達が『あなた絶対この子も好きになるよ!』と推しを布教してきて、最初は興味なかったのに気づいたらハマっていました(笑)。今では2人推し体制で推し活が2倍楽しくなりました。感謝しかないです」(24歳・フリーランス)
他担との交流を通じて、新しい推しと出会うこともよくあります。同じグループ内で推しが増えることで、ライブやイベントでの楽しみ方も広がります。
エピソード⑥:遠征先で他担さんに助けられた
「初めての地方遠征で道に迷ってパニックになっていたら、たまたま通りかかった他担さんが声をかけてくれました。会場まで一緒に行ってくれて、帰りもご飯に誘ってもらって。推し活コミュニティの温かさを実感した出来事でした」(23歳・大学生)
遠征先でのトラブルや困りごとを他担さんに助けてもらった、というエピソードも多数。同じコンテンツを応援する仲間として、自然と助け合いの精神が生まれるようです。
交流するときに気をつけたいマナーとポイント
相手のスタンスを尊重する
同担歓迎・同担拒否・条件付き同担歓迎など、人によって推し活のスタンスは異なります。SNSのプロフィールに記載されている場合は、それを必ず確認し尊重しましょう。無理に交流を求めたり、相手の考えを否定したりするのはNGです。
過度な比較や競争は避ける
「私の方が推し歴が長い」「私の方がグッズを持っている」といった比較や競争は、交流を楽しむ上で不要です。推し活に優劣はありません。それぞれの推し方を認め合うことが大切です。
ネガティブな話題は控えめに
他のメンバーの悪口や、グループ内での推しの扱いへの不満など、ネガティブな話題は交流の場では控えましょう。ポジティブに推し活を楽しむための交流を心がけることが、長続きする関係を築くコツです。
個人情報の扱いには慎重に
SNSでの交流が主流の今、個人情報の取り扱いには十分注意が必要です。本名や住所、職場などの詳細な情報は安易に教えないようにしましょう。信頼関係が築けてから少しずつ開示していくのが安全です。
同担・他担との交流で推し活がもっと楽しくなる
同担との交流には複雑な感情が伴うこともありますが、推しの魅力を深く共有できる喜びがあります。他担との交流は気楽でストレスフリーな関係を築きやすく、新しい推しとの出会いのきっかけにもなります。
どちらの交流も、相手を尊重し、マナーを守ることで素敵な関係を築くことができます。推し活を通じて出会った仲間との時間は、推し活をさらに充実させてくれる大切な宝物です。
あなたも、同担や他担との交流を通じて、推し活の新しい楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。素敵な出会いと心温まるエピソードが、きっと待っているはずです!